人材の要件って

人材の要件って?

「うちの地域にはたくさんの人材(財)がいる!」

地域団体のセッションに参加すると、そういう事を言う人がいる。また、「○○については○○さんが一番」とか、「
○○の味は絶品!」と表現する人もいる。もちろん、それはいい事だしリサーチが出来ているなら、その人やお店の宣伝になる。人材の宝庫だという表現になる。

ただ、そこに落とし穴がある。その地域内だけで商売をするのであれば、それでいいのだが、今や離島でない限りは、競合はそこら中にいる。離島であっても、通販や動画、SNSで情報を集めることは可能。そうなると、何をもって一番って言っているのかなのだ。飲食店も100件食べた中の1番なら、なるほどとなるが、地域内10件で一番と言われても、じゃあ広範囲になったらどうなのか?という疑問も持ってしまう。そう、推薦者の経験が裏付けになる。

また、推薦された人や店についても、どのぐらいのフィールドでお仕事をやっていたのか。これまた、必要になってくる。例えば、「歌が上手い」と言っても、地域のカラオケ大会で優勝しているのか?それとも、インディーズでライブハウスで自主企画でワンマンライブを行っているのか?はたまた、テレビに出演したとか。そのフィールドが必要になってくる。

ただ、私は、狭いフィールドにいる人を否定しているのではない。狭いフィールドにいても、美味しいものは美味しいし、上手なものは上手だ。しかし、狭いフィールドにいても、素晴らしい物や人は、広いフィールドからオファーがやってくる。美味しい店は他府県からの来場者で行列ができるし、知識や技術を持っている人には、外部からの依頼がやってくる。

そして、こんなことを言い出す人がいる。「あの人は○○大学を卒業して・・・。」

学歴は必要ない。日本の悪しき文化というか、高学歴=人材と思う人がいる。確かに大企業に就職する可能性は非常に高いが、勉強ができるというスキルというだけだ。そこから、弁護士や医師になったというのであれば、それはそれで経験とスキルを持っているだろう。

地域団体のセッションは多くの場合、地域で活動している人になる。その活動の質を見極めることが重要。人選をする際に、「何をしてきて、どんなスキルがあって、どんなフィールドで活動していたのか?」それが要件だろう。

それを意識して人材と呼ばないと、会議ばかりして何もしない会になってします。

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